40歳 男性 あえて何もしない事が成功の道だった

私は40代の男性で、介護老人保健施設(以下老健)で介護福祉士として勤務しています。

 

 

老健は他の福祉施設にはないリハビリという強みがあり、家に帰る為に運動機能を高める場所という特徴があります。

 

 

しかしながら数年前までの我が施設では、老健というより長く利用者が在住しているような特養状態になっていました。

 

 

また介護士やリハビリスタッフの人員も不足していた為、十分なサービスを提供できず、働きながら「何を目標に介護士として働いたらいいんだろうか?」と疑問を持つようになりました。

 

 

そんなある日の研修にて。

 

その研修は在宅復帰をバンバンさせている施設で、さぞ人員や設備も充実しているんだろうなと思っていました。

 

 

しかし蓋を開けてみると、私が勤務する施設とほぼ相違がなく、一体何が違うんだろうと恥を忍んで介護主任に質問をぶつけてみました。

 

 

その答えは「何もしないようにしています」との事。

 

 

からかわれているのかなと最初はムッとしましたが、詳しく話を聞いてみると「とにかくこちらからサービスをするような事はせず、基本的に自分の事は自分でさせるようにしています。

 

介護もリハビリも。

 

家に帰れば何もかも自分でしないといけないから、手伝っていたら意味がないでしょう」と言われ、まさに目から鱗でした。

 

 

その研修を通して我が施設でもサービスを極端に減らし、自分の事は自分で行うという方向にスイッチ。

 

 

最初は当然、クレームも多く「あの施設は不親切だ。もう他に移る!」と怒られた事も数知れず。

 

 

しかしそのおかげで少ない人員でも在宅復帰率を高める事に成功し、クレームを言われていた利用者様からも「鍛えてくれてありがとう!おかげで家に帰れるわ」と感謝の言葉を頂きました。

 

 

自分がこうすればいいと思い込んでいた事も視点を変えれば意外な道が見つかるんだという事を体験した瞬間でした。

 

 

我が施設以外でも同じような経験をされているスタッフさんが多くおられると思うので、今回の記事が参考になれは幸いです。

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